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本稿では接続プールをデプロイする2通りの方法を提供します。最初に取り組むアプローチはGeronimo管理コンソールを使用するもので、次にコマンド・ライン・オプションの使い方を説明します。

DB2ドライバーをリポジトリーに追加する

DB2ドライバーとライセンスをGeronimoリポジトリーに追加するため、これらのファイルを特定のディレクトリ構造の中に配置する必要があります。通常は2個もしくは3個のファイルをリポジトリーに追加する必要があるでしょう。これらのファイルは、

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この時点で、これらのファイルをGeronimoリポジトリーに追加する準備が整いました。追加する方法は2通りあります。様々なグラフィカルもしくはコマンド・ライン・ツールを使ってこれのファイルをコピーし、必要なディレクトリを作成することもできますし、Geronimo管理コンソールを使いドライバーとライセンスを共有ライブラリに追加することもできます。続いて、2通りの方法を説明していきます。

コマンドラインを使う場合

<geronimo_home>\repositoryディレクトリの中に次に示すディレクトリ構造を作成し、適切なファイルをそれぞれのディレクトリにコピーする必要があります。

  • com/ibm/db2/db2jcc/8.1.8
    このディレクトリに db2jcc-8.1.8.jar をコピーします
  • com/ibm/db2/db2jcc_license_cisuz/8.1.8
    このディレクトリに db2jcc_license_cisuz-8.1.8.jar をコピーします
  • com/ibm/db2/db2jcc_license_cu/8.1.8
    このディレクトリに db2jcc_license_cu-8.1.8.jar をコピーします

Geronimo管理コンソールを使う場合

管理コンソールを使うため、Apache Geronimoが起動中でなければなりません。ブラウザで次のURLを参照し、Geronimo管理コンソールにアクセスしてください。

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ドライバーとライセンス・ファイルがインストールされたら、新しいデータベース接続プールを作成できます。

Geronimo管理コンソールからウィザードを使ってデータベース接続プールを作成する

Geronimo管理コンソールから Database Pools を選択し、 Using the Geronimo database pool wizard をクリックして新しいプールを作成します。

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Deploy をクリックします。Database Pools 内に DB2_ds がリストされます。

コマンドラインからデータベース接続プールをデプロイする

ウィザードの代わりに、手動でデプロイメント・プランを作成することができます。そしてコマンド・ライン版デプロイ・ツールを使ってそれをデプロイします。このオプションを使うため、db2-plan.xmlファイルを作成し、次に示す例をコピーします。

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moduleIdの直後に依存定義が続きます。このケースでは DB2 JDBC ドライバと2つのライセンスjarに関係する3つの <dep:dependency> ブロックを見つけられます。このプラン内の最後の"大きな"ブロックは <resourceadapter> です。そこにはドライバー、ユーザとパスワード、接続URLなどの接続パラメータが定義されています。

データソースのデプロイ

これまで作成してきた DB2 データソースをデプロイするため、<geronimo_home>\binディレクトリから次のコマンドを実行します。

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